交通系ICカードに魅せられた男の記録【中部編】

俺の俺による俺のためだけの交通系ICカード備忘録。

第2弾は中部編です。

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突然ですが問題です。

中部地方には何枚の交通系ICカードがあるでしょうか?

ヒント:全部で「9県」あります。

 

はい、答えは13枚です。馬鹿か。

関東出た瞬間に群雄割拠の様相を呈するのやめろ。

どんどん得体の知れない個性的なカードが出てきます。ワクワクしますね。

 

それでは今日も私と一緒にどんどんICカード沼に沈みましょう。

 

今まで書いた記事

 

 

全国相互利用

TOICAJR東海

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【購入時期】

2016年

【購入場所】

JR名古屋駅

【売価】

デポジット(500円)+チャージ

【思い出】

名古屋出張時に購入。

生まれて初めて東海地方に行ったので当然のようにTOICAの存在も知らず、わくわくしたのを覚えています。

 

【豆知識】

TOICAは TOkai Ic CArd の略です。

ますますスーパーなんたらカードの異質感が際立つ。

 

公式サイトによると、デザインは東海地方の海岸線をモチーフにしたとのことだが、Wikipediaには「海岸線(伊勢湾・遠州灘駿河湾)」とより詳しい情報が。

ソースはどこなんだろうか。

 

で、実際の地図がこんな感じ。

ピンは左から順に伊勢湾・遠州灘駿河湾

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これをTOICAと重ねるとこんな感じ。

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んー。わかんなくもない。(締め)(雑)

 

manaca名古屋市交通局ほか)

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【購入時期】

2016年

【購入場所】

名古屋市営地下鉄 名古屋駅

【売価】

デポジット(500円)+チャージ

【思い出】

TOICAと同時期に購入。

記事を書いてたらこれを使って初めて喫茶マウンテンに行った記憶が蘇ってきた。

甘口抹茶小倉スパ、みんなも食べよう!

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pegumo931.hatenablog.com

 

【豆知識】

名前は「日本のと暮らしのをつなぐ」のコンセプトから来ている。

東城じゃなくて西野を選んだこと未だに納得いってないからな俺は。

 

黄色い丸いキャラクターの正体は掴めなかった。

 

新潟県

りゅーと(新潟交通

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【購入時期】

2017年冬

【購入場所】

新潟交通 新潟駅前案内所

【売価】

デポジット(500円)+チャージ(1500円)=2000円から。

【思い出】

連休を使ってふらっと草津温泉に行ったはいいものの、そのまま関東に帰りたくない一心で抗っていたらいつの間にか新幹線に飛び乗っていつの間にか新潟に着いていたので購入。

これを使って新潟二郎とかマリンピア日本海を堪能し、適当に取ったビジネスホテルで一泊したのちに泣きながら家に帰った。

 

片利用系なのでSuica等を所持していれば新潟交通を利用する移動には困らない。

 

【豆知識】 

券面の波のようなデザインは日本海信濃川阿賀野川をイメージして描かれ、水が豊かな新潟を表現。

「りゅーと」の名称は新潟市の雅称柳都(りゅうと)から。

新潟市民しかわからなさそうな元ネタ、ご当地感があってとても良い。

 

U(アンダーバーのついたUはただの長音符と思うなかれ、90度回転させるとICになる公式設定を見た時はセンスありすぎて痺れちゃったね。

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富山県

Ainokaze ICOCA(あいの風とやま鉄道)

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【購入時期】

2018年夏

【購入場所】

あいの風とやま鉄道 魚津駅(窓口)

【売価】

デポジット(500円)+チャージ

【思い出】

北陸3県で最初に富山で導入されたSuica系がこのAinokaze ICOCA。発行するのは第三セクター「あいの風とやま鉄道」

近年、石川県にもICOCAが開通したこともあり、富山ー石川間のJR移動は格段に楽になった様子。みんな高速バス使ってるけど。

なお福井県は2018年9月からICOCAが順次導入されるらしく、それを以って北陸と関西のICOCA文化圏が拡大する運びとのこと。

 

デザインについては公式サイトじゃ言及されてなかったけど飛騨山脈なのかな。

 

passca富山ライトレール

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【購入時期】

2018年夏

【購入場所】

JR富山駅北口(仮設) ポートラムショップ前 券売機

【売価】

2000円(うちデポジット500円)

【思い出】

富山市内を走る路面電車ポートラム)やフィーダーバスを運営する第三セクター富山ライトレールが発行するICカード

ポートラムとはなんぞや?と思って調べたところ、どうやら港(port)+路面電車tram)の造語っぽい。確かに富山駅から20分かからずに日本海(富山港)まで行けた。

ポートラムはどこまで乗っても運賃が同じなので先払いかと思いきや、降りる時に端末に触れて精算する方式らしい。ワンマン運転だけど先頭車両以外からも降車できるので利用者の良識で成り立ってるっぽい。素敵やん。

 

独立系のカードであるが、後述のえこまいかとは相互利用できるため、富山市内の移動のみであればこれ1枚で事足りる。

公式サイトを舐めるように見回しても名前の由来については触れられていなかったけど、『パスカード』かなあ……?

 

ecomyca(富山地方鉄道

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【購入時期】

2018年夏

【購入場所】

富山地方鉄道 新魚津駅(窓口)

【売価】

2000円(うちデポジット500円)

【思い出】

読みは「えこまいか」。

Ainokaze ICOCAと同時期に購入。

電車での車内販売もしているが、ワンマン運転のためなかなか声をかけづらく、駅の窓口にて購入。駅は無人駅がちょいちょいあり、有人駅も窓口が早めに閉まってしまうので購入の際は時間に注意しよう。

 

ポートラムとは異なる路面電車(富山軌道線・市電)を運営する第三セクター富山地方鉄道が発行している。富山市内だけで3枚もICカードがあるのは仲が悪いのか?

ecomycaとpasscaは相互利用可能であり、それぞれの会社で運営している交通機関はこれらのICカードを使うと10%割引になる。

 

なおAinokaze ICOCAにはecomycaもpasscaも非対応である。

仲悪いのか?

 

【豆知識】

名前の由来はエコ(ECOイカード(my card)

富山弁で「~まいか、~まいけ」=「~しよう」なので、『エコしよう』、みたいな意味にもなる。

ご当地感、いいねぇ~~(テンション高め)

 

石川県

IRいしかわ鉄道 ICOCAIRいしかわ鉄道

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【購入時期】

2018年夏

【購入場所】

金沢駅構内 IRお客様カウンター

【売価】

2000円(うちデポジット500円)

【思い出】

2017年の石川県ICOCA導入に合わせ、第三セクターIRいしかわ鉄道が導入したオリジナルデザインICOCA

お客様カウンターの前にある自動券売機だと普通のICOCAしか出てこない(らしい)(お客様カウンターのお姉さん談)ので、欲しい人はまっすぐお客様カウンターに行こう。

 

全国で使えるので「使いきって帰らなきゃ」みたいな強迫観念を感じずに観光できるので神。

 

ICa(北陸鉄道

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【購入時期】

2018年夏

【購入場所】

金沢駅東口 北鉄駅前センター

【売価】

2000円(うちデポジット500円)

【思い出】

独立系。

ちょっと厄介、というか勘違いしそうなのが使い道について。

北陸鉄道はバス事業と鉄道事業を経営しているが、一般ICa(非定期券)が使えるのは北鉄バスのみで、定期券として購入すると鉄道の方でも使用できるようになるらしい。(どんな判断だ)

これは鉄道改札の受付でICaの購入場所を確認した際、「そこの階段登ったとこのセンターで買えるよ」「定期じゃなきゃ電車には乗れないよ」と教えてもらったってのがソースなので冗談の可能性も1%くらいはある。

 

独自系あるあるの利点もある。チャージすると10%の加算がされたり、バス降車後、規定時間以内に再び乗ると割引が発生したり。

地元密着型としては浸透しやすいが、将来的にSuica系を導入する場合は廃止せざるを得なくなる諸刃の剣でもある。

全国統一はなかなか難しそう。

 

【豆知識】

名称はICードをシンプルに略したもの。

住民からされるードでありたい、という思いも込められている。

 

福井県

ICOUSA(まちづくり福井)

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【購入時期】

2018年夏

【購入場所】

JR福井駅西口 ハピリン(複合施設)側・ウェルカムセンター

【売価】

300円(デポジット)+チャージ

【思い出】

市内を走るコミュニティバスで使用できる。

福井県にはICカードの波はまだ来ていない(2018年9月に導入予定)(というかこの記事を書いてる間に導入された)ため、駅改札すらICカード非対応でちょっとびっくりした。

 

極めつけはこのカードの扱い。

公式サイトは見れないわ、Googleで検索はできないわで購入場所を探し当てるのに一番苦労した。(あらゆる案内所をハシゴした)

 

2011年に運用開始され、1年後の時点で発行目標3000枚に対し実績1200枚。

2018年現在ではもう少し増えているだろうが、FeliCa機能を使用できる市内の店舗もめちゃくちゃ少ない。公式サイトの扱いも考えるともはや運営側が浸透を諦めている可能性すらある。

持っている中で最も虚無希少なICカードだと思う。

 

ちなみに購入時には申請用紙に個人情報を書き込むが、受付のお姉さんが「あっ県外の方なんですね……チャージせずにデポジットだけの発行もできますけど?」と柔軟な対応をしてくれたのでそこはとても良かった。

バスで行ける範囲に観光できるような場所なかったしね。

(普段使い目的よりコレクション目的で買う人の方が多くて手馴れてた説はある)

 

【豆知識】

福井弁で「行こうよ」の意の行こうさにかけている説が濃厚。

確証が持てないのはなぜかって?公式サイトにアクセスできないから。

https://marche.asobine.com/icousa/ (ICOUSA公式サイト)

 

長野県

KURURU(アルピコ交通ほか)

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【購入時期】

2018年夏

【購入場所】

アルピコ交通 長野駅前総合案内所

【売価】

2000円(うちデポジット500円)

【思い出】

独立系。ポイントシステムや乗継割引などあり。

デザインの山っぽいのは日本アルプスだろうか。

 

買ったはいいものの、現地の友人が車を貸してくれたためまったく観光に使わずに終わったカード。来年頭に長野に行く機会があるのでそこで使い倒したい。

 

【豆知識】

名称の由来は「やって来るすべてのバスに乗車できるカード」とのこと。

出典がWikipediaかつ元ソース記事がリンク切れになってたので歯痒い。

 

岐阜県

ayuca岐阜乗合自動車

未購入。

【購入時期】

【購入場所】

【売価】

【思い出】

 

静岡県

ナイスパス(遠州鉄道

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【購入時期】

2018年夏

【購入場所】

遠州鉄道 新浜松駅

【売価】

デポジット500円+チャージ

【思い出】

独立系。

天竜浜名湖鉄道西鹿島駅)とJR(新浜松駅)を結ぶ遠州鉄道で使えるので観光に際してかなり便利。

本数もそこそこあって乗りやすい。

なお本数の少ない天浜線乗り継ぎで結局待たされる模様

 

【豆知識】

ナイスパスは

New Intelligence Card of Entetsu Personal And Smart System

の略です。

 

長い。

「超都会的で知的なカード」だの「新しい知的なカード」だのバージョン管理ガバガバなデータファイル見てるようなお気持ちになってくる。

ここまで無理矢理なバクロニムもなかなか珍しい気もする。

 

ちなみに国交省のHPにも""ナイスパス(New Intelligence Card of Entetsu Personal And Smart System)""って書いてある。文字列の圧がすごい

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http://www.mlit.go.jp/tetudo/iccard/entetsu.pdf

 

LuLuCa(静岡鉄道ほか)

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【購入時期】

2018年夏

【購入場所】

静岡鉄道 新静岡駅

【売価】

デポジット(500円)+チャージ

【思い出】

静岡鉄道が導入しているICカード。独立系かと思いきや片利用系。

静岡鉄道が短い&JRと平行して走っているので観光客はわざわざ購入するメリットはなさそう。

ポイントが貯まったり、提携店だと映画が割引になったりするので地元民にとっては利点が多い。

 

写真のものはICカード機能のみの『LuLuCaパサール』だが、クレジットカード機能などの有無により『LuLuCaパレッタ』『LuLuCaプラス』などの別バージョンも存在する。

 

【豆知識】

英語で「目立つ人」「素敵な人」の意がある”luluードが由来。

パサールはLuLuCaの前身の『パサールカード』を引き継いだもので、これはスペイン語の「通過する」という意味のPasarに由来。

 

 

総括

ここまで読んだ方が「えっ種類多くない?」と感じているだろうことは容易にわかります。なぜなら私も同じことを感じているから。

とは言え、実際に購入し、調べることでそれぞれのカードにそれぞれ独自性のある優遇特典があり、それによって地域に密着していることもわかり、「全国Suica統一」が一概に”善”とは言い切れないな、とも考えるようになった。ICOUSA以外。

 

次は近畿いきます。近畿。

こっちも中部に負けず劣らず個性的なカードが多いのでなかなか書きごたえのある記事になりそう。

こいついつも記事に書きごたえ感じてんな。

 

 

以上