交通系ICカードに魅せられた男の記録【導入編】

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交通系ICカードの魅力

突然ですがみなさんは交通系ICカードを持っているでしょうか。

そう、Suica、とかPASMO、とかのアレです。

私は持っています。

 

40枚くらい。

 

どうです?話を聞きたくなりましたか?(クソ雑導入)

 

 

とりあえず先制ジャブを入れてしまいましたが(オタクなので)、みなさんもSuicaPASMOICOCAなどのカードを何かしら持っていると思います。

今や鉄道駅やバスのみならず、コンビニやらなんやらでも使えて本当に便利です。

ちなみに私の地元はICカード非対応地域なので、帰省するたびに券売機で買った磁気切符を有人改札で判子を押してもらって電車に乗っています。(隙自語)

 

閑話休題

2013年に始まった、いわゆる交通系ICカード全国相互利用サービス】によって、対象のICカードを1枚持っていれば全国どこでも使えるようなりました。

本当に便利な世の中です。

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【対象カード】

1.KitacaJR北海道

2.SuicaJR東日本

3.TOICAJR東海

4.ICOCAJR西日本

5.SUGOCAJR九州

6.PASMO(首都圏私鉄)

7.PiTaPa(関西圏私鉄)

8.manaca名古屋市交通局

9.はやかけん福岡市交通局

10.nimoca西日本鉄道

 

しかし驚く無かれ、これら以外にも日本にはたくさんのICカードが存在します。

そう、日本人が大好きな「独自規格」ICカードです。

これらは【交通系ICカード全国相互利用サービス】の恩恵を受けていないことからもお察しなのですが、販売されている地域外では利用できなくなるという、無用の長物個性的なやつらです。

その反面、ご当地色が強いぶん、名称・券面のデザイン・機能面に”こだわり”や”シャレ”、”独自性”が効いていてめちゃくちゃ面白い。

蒐集大好きなオタク心が刺激されてしまい、「よっしゃ!全部集めたろ!」みたいなコレクション欲が沸いて来ちゃった結果が今の所持数になった、というわけです。

 

ちなみに買えてないICカードもまだまだあります。楽しみは尽きませんね。

 

各カードの記録と自分の記憶の整理とを兼ねて、何編かに分けて記事を書く予定です。飽きなければ。

とりあえず今回は導入編です。

 

 

交通系ICカードの種類

先ほど紹介したように、交通系ICカードSuica等以外にも日本にかなりの数が存在しますが、それらは①全国での相互利用可②全国系との片利用可③独立利用のみ、の3種類に大別されます。

 

①全国での相互利用可(以下、Suica系)

ここには前項でも書いたSuicaICOCA等の10種類が該当します。

説明するまでもなくご存知でしょうが、例えばSuica(JR東)をnimoca西鉄)圏内で使えるし、その逆も使える、という大きな強みがあります。

大手が発行しているカードばかりなので、圏内の鉄道駅やバス営業所・車内で購入・チャージができます。入手性・利便性の高さを併せ持った最強のカードとも言えます。

 

また、同じSuicaであっても、

モノレールSuica東京モノレール

りんかいSuica(東京臨海高速鉄道

などの(この場合はJR東日本から)ライセンスを与えられた亜種も存在します。

 

②全国系との片利用可(以下、片利用系)

①が大都市圏近傍でよく見られるのに対し、こちらは主に地方中枢都市近辺でよく見られるカードです。

例として、

SAPICA札幌市交通局

・icsca(仙台市交通局

IruCa高松琴平電気鉄道

などが挙げられます。

 

片利用の文字通り、例えばSAPICA圏内ではSAPICASuica系の両方が使えますが、SAPICA圏外ではSuica系が使えてもSAPICAは使えない、という種類です。

これは会社同士の提携によるものなので、いわゆる「大人の事情」というやつなのでしょう。地元民は好んで使う人が多いです。

また、使用できる範囲が限られているので、Suica系と比べると入手性・利便性はやや劣ります。圏内の鉄道駅であればどこでも買えたりするので、後述の③よりは入手しやすいです。(不穏)

とは言え、(言い方を選ばなければ)やっぱりSuica系の下位互換なので、既にSuica系を持っている人は特にこだわりがなければ追加購入する機会も少ないかもしれません。

 

③独立利用のみ(以下、独立系)

・NORUCA(福島交通

長崎スマートカード長崎電気軌道、長崎交通局など)

など。

 

字面からまあ大体は察することができると思いますが、独立しています。

独立しているのです……。

 

システムは簡単。NORUCA圏内ではNORUCA利用のみ。以上。

Suicaなんて都会にかぶれたカードは受け付けてくれません。

 

これは本当になんなんだ。

発展する気はあるのか。

特に長崎なんて軍艦島やら平和公園やらで観光客いっぱい来るだろうに勿体なくないか?というのが個人的な思いです。

また、①・②と比べると比較的小さい規模の会社が導入していることが多いので、販売場所が営業所(1ヶ所)のみ、なんてのもザラにあります。入手難易度が高い。

 

場所によっては順次Suica系の導入・または片利用が計画されているようです。

(長崎は2020年にnimoca導入予定とのこと)

 

 

と、ここまで小馬鹿にしたようなことを書いてしまいましたが、独自規格には独自規格を選ぶだけの理由があるのです。

komachi.ikora.tv

これは和歌山県のとある団体の公式ブログです。

和歌山県の長期計画に「路線バス事業者のICカードの導入」を盛り込む、という旨の発表を県知事が行った、という内容なのですが、

和歌山バスクラスの事業者で、IC対応の初期費用は3億円程度、ランニングコストは少なくとも年間2000万円以上はかかるといわれています。これはバスの新車が購入できる費用に相当します。新車購入がままならない県内路線バス事業者にICカードの運用ができるかどうか、と言われると・・・ですよね。

事業者独自のICカードならまだしも、いわゆる「10カード」といわれる主要10ブランドのICカードSuicaICOCAPiTaPaなど)を含めた全国相互利用のシステムに参入すると、システム利用料や手数料などの負担がランニングコストに上乗せされます。このことから全国相互利用のプラットホームに乗れない事業者も地方を中心に存在することから、国土交通省ではこれまでより安価に全国のICカードを相互利用できるシステム作りも進めていることから、今後はランニングコストの低減も見込めそうです。
しかしながら、ICカード利用による事業者の「うまみ」が少ないこともあり、ICカード導入への壁はまだまだ高いのが実情です。

Suica系を導入すれば確実に楽になる。でも負担が高い。

入れたくても入れられない、地方交通の苦肉の策が「独自規格」なのです。

 

自分ルール

ICカードの多様性に惹かれて集め始める際に、5つの蒐集ルールを決めました。

オタクなのでルールを決めないと自制心が効かず、際限がなくなってしまうことを危惧したためです。

特に鉄道関係は沼が深いので注意が必要です。この沼……深いッ!

 

1.ICカードのためだけに旅程を組まない。観光もセットで。

オタクあるあるなのですが、目的を最優先にするあまり異常な行動に出がちです。

レシートを貯めて応募系キャンペーンで不要レシート入れを漁ったり、

食玩を集めるためにお菓子を食べずに捨てたり、

ろくに見もしないのに高価なアニメのBlu-rayを全巻揃えて悦に浸ったり。

 

今回の企画の場合、私の性格上、「静岡で途中下車して、ICカード買ったらすぐ愛知経由で岐阜に行って途中下車して……」とかいう身も蓋もないことをしそうだったのであらかじめ縛りを設けました。

あくまで『観光に行ったついでにICカードも買う』というスタンスを貫くことで、金銭面・時間面で有意義なものにする狙いです。

最効率で集めきった結果、記憶に残っているのはカードを購入した場所だけ、なんてのはあまりにつまらないですから。

 

2.恒常版のみ集める。記念系には手を出さない。

これもオタクあるあるなのですが、オタクはとにかく「限定」に弱い。

好きなアーティストの全国ツアーで「◯◯会場限定」があったら各会場全通してすべてを揃えないと気が済まない生き物、それがオタクです。

 

みなさんもギリギリ記憶に残っているかとは思いますが、「東京駅開業100周年記念Suicaというものがあったと思います。

これ以外にも、「▲▲県導入記念」「◯周年記念」などちょくちょく記念系が出ています。

Suica限定の蒐集ならまだしも、全国のICカードで記念系を集めようとしたら情報収集や現地へ行く時間・旅費など、時間と金をいくらかけても終わりません。

これは最早趣味ではなく【苦行です。それが頭では理解できていても、足を一歩踏み込んだら抜け出せないのが”オタク”であり、”沼”なのです。

 

また、通常販売版も不定期に版が変わります。

例えばTOICAは私が購入した時から現在は版が変わり、ひよこがデザインされるようになりました。(現物未確認)

これもなかなか沼が深そうなので手を出さないようにします。

 

(参考)

1枚目:私が持ってるTOICA

2枚目:新しい(らしい)TOICAヤフオクから引用)

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3.オークションの利用や人づてで手に入れない。現地で買う。 

これまたオタクあるあるです。オタクは金に糸目をつけません。

ルール1と2にも絡んできますが、最効率で全回収を行おうとするあまり、オークション利用や他の人への代行依頼※(いわゆるファンネル)もしかねないのでこれも縛りました。残るものが虚無感以外何もない。

※地元に帰省した時に買ってきてもらうなど

 

あくまで、『自分の手で』『現地で』のライブ感にこだわることにします。

 

4.普段使いするものなのだから傷ついてナンボ。買い直さない。

これもオタクあるあるです。オタクありすぎだろ。

 

オタクは【完品主義】の傾向が強いです。

ちょっとでもコレクションに傷が付いているのは許せないし、もし傷が付こうものならもう1個買う、なんてオタクは珍しくないと思います。

オークションで美品出品されている商品の説明欄に「気にされる方は入札をお控えください」と定型文が書いてあるのはこういうめんどくさいオタク避けの呪文です。

 

私もその傾向(完品主義)があります。

が、今回に至っては集め始める前から既に所持していたSuicaに傷がつきまくっていたため、このルールを追加することで自分で自分を納得させてから蒐集をスタートしました。オタク本当にめんどくさいな。

これがなかったら今頃は自宅ー九州間を5往復くらいしていたと思います。

 

5.買ったカードは極力使い切る

モノによりますが、基本的に交通系ICカードデポジット500円+初期チャージ1000円~2000円の合計1500~2500円程度で販売されています。

デポジットはカード代なので必要経費ですが、チャージ分は使わなければ死に金になってしまうので、極力使い切ることにしています。(ここでルール1も順守できる)

また、使うことで多少の使用感(傷)が生じますが、ルール4で傷を許容することで自分の中で余計なこだわりが生まれないように調整しています。

オタク本当にめんどくさいな。

 

蒐集品の管理

当初は買ったICカードを雑に小物入れに放り込んでいたのですが、数が多くなってきて管理しきれなくなったので(理由が雑)、何か良い保管方法はないかと思いめぐらせたところ、名刺ホルダーがピッタリサイズだったのでこれに入れて管理しています。

綺麗に保管できるし、好きなときにペラペラ見返せるしでなかなか気に入っています。

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というわけで、次回からは実際に集めたICカードの紹介を、地域ごとにざっくりしていこうかなと思います。

まだ集められていないのもあるのでそこは順次更新、みたいな感じで。

 

 

以上